日曜礼拝

2月10日:竹下力宣教師 「旧約最後の預言書『マラキ書』」

 今年一番の寒波が到来。金曜夜から雪が降りはじめ、一時は大雪も心配されたが、幸い日曜朝には晴れ上がった。先日、友人の訃報を受けた竹下静姉が、天国への思いをこめて讃美歌488番「はるかにあおぎ見る」他1曲を特別賛美。竹下力伝道師が以下の宣教を。礼拝計44名(CS3名)。

 午後には、翌日の房総聖会参加のため、先発組12名が館山へ出発した。

★「旧約最後の預言書『マラキ書』」(マラキ書3章16節~4章6節)★

紀元前(すなわちキリストまで)約450年頃、外国支配が続くユダヤの民には失望感が広がり、神殿礼拝も形骸化していた。マラキ書は「わたしはあなたがたを愛している」(1:1)とはじまるが、民は「どのように愛されたのですか」(1:2) と返し、神の愛も恵みも見失った様が描き出される。

「預言者エリヤ」(4:5)とは、まさに主イエスの先駆けであるバプテスマのヨハネのこと。預言内容もマラキ書と酷似し、神の裁きを告げ知らせていた。しかし主イエスを見た時、ヨハネは「見よ、神の小羊」と叫んだ(ヨハネ1:29)。恐るべき神の裁きは、主イエスの十字架へと降ったのだ!

私たちが愛され、救われ、神の子とされたのも、すべて神のあわれみ、十字架の故である。その愛とあわれみをいただきながら、仕えていこう。