10月23日:山中直義牧師「務めを果たしなさい」
多くの方々の推奨により、昨年10月3日(日)に初めてご用をお願いした山中直義牧師の6回目の主日宣教。いつもながら教会に着くと、そのまま玄関で人々を迎え、礼拝後は人々を送る姿に感激! 礼拝計34名。
★「務めを果たしなさい」(創世記38章1〜11節&30節までを)★
創世記37章〜50章は「ヨセフ物語」であると共に「ヤコブの家族の物語」です。またそれは、最後に神を証詞する兄弟となることから「教会の者たちの物語」とも言えるのです。中心人物はヨセフですが、今日の38章はヨセフの兄ユダの物語です。他の兄弟たちと計らって、ヨセフを奴隷として安値で売り飛ばした。つまり、兄弟の務めを全くしていない。
さらにユダは、自分の罪深さを息子の嫁タマルによって示されます。「あの女は私よりも正しい」(26節)と。タマルの罪は、自分の罪よりずっと正しいと悟るのです。19年後、このユダが兄弟のために奴隷になる。
一人の罪人が主によって取り扱われ、兄弟のために務めを果たす者へと変えられた。主の憐れみがここにあり、私たちも受けているのです。