恵みのしずく(25) 「年々歳々、心こめて・愛こめて」(Ⅲ) (藤崎 信)
〈5月の便り〉
「週報のお仕事の上に、主のねぎらいと祝福を祈ります。受洗者の与えられたこと(註:昨年10月5日に奥野静枝姉・12月7日に山本邦昭兄が藤崎牧師より受洗)、聖霊の御働きと感謝します。
ヨハネによる福音書を読み終わりました。次は何を読むか、皆さんの希望を知りたく思います。先日、ある方(聖望キリスト教会員)からお手紙をいただきました。
次回5月2日(日)は、短いピレモンへの手紙を読み、中休みとします。
「もし私があなたがたを悲しませているのなら、私が悲しませているその人以外に、だれが私を喜ばせてくれるでしょうか」(Ⅱコリント2:2)。御身くれぐれも大切に。
2004年4月23日(金) 心こめて藤崎 信」
「今朝も、聖霊降臨待望早天祈祷会を守りました。私が短く小説教を致しました。3日間の短い早天祈祷会ですが、“待望する”という教会の姿勢は正しいと思います。
「信仰理解は、聖霊理解である」。そして、「すべてのことはペンテコステから始まる」(ブルームハルト)。このことに同意し、「神の霊よ、今くだり わが心 動かして」(讃美歌21:342番)。この動かしに素直でありたいとしみじみ感じました。ホセア書の次は、黙示録を読みましょう。お会いする日を楽しみにしつつ…。 御身くれぐれも大切に。
2004年5月28日(金) 心こめて藤崎 信」
「昨日(5/25)は“昇天日”でした。イエスは40日弟子と過ごされ、使徒言行録によると、「人びとの見ている中」天に昇られたとあります。そして、その10日後が“聖霊降臨日”であります。
ルターは、「聖書は人間の手によって出来たが、聖霊によって出来たものだ」と書いております。熱烈な聖霊降臨でなく、身近な、しかも尊い聖霊の導きを受けたい、と願っております。“いのちの聖霊”を祈ります。
2006年5月26日(金) 心こめて藤崎 信」
「週報の原稿が大変おくれましたことを、お詫びいたします。既に用意されておりながら、進まぬ時は進まないのです。
今日は、市川家庭集会の500回を数えるお祝いの日であります。心において、祈りにおいて、一つとなりたいと願っております。
祝福を祈っております。ベドウ路得子さん(註:福澤満雄牧師のお嬢さん)とはお会いしたことはありませんが、その名前から大変なつかしさを覚えます。
私の身辺にも、いろいろなことが起こっております。しかし、「うしろのものを忘れて、前に向かって進む」(ピリピ3:13)よう促されております。
2007年5月4日(金) 心こめて藤崎 信」
「5月になりました。4月は大変恵まれた月でした。感謝と賛美のうちに5月を迎えることが許されました。連絡が遅れましたことをお詫びします。
「裸で跣(はだし)で歩く」とは、どういうことか。考えているうちに眠くなり、しかし「眠っている間に備えてくださり」(詩篇127:2)、これを書いております。5月に祝福あれ! 御身大切に。
2008年5月2日(金) 心こめて藤崎 信」
「“やがて5月に…”という希望に満ちた時となりました。4月25日、合併に伴う市長選挙が加須市で行われました。“新しい加須を、新しい力で”という36歳の中山氏は破れ、現職の大橋良一氏(62歳)が1万票の差をつけて勝利しました。
私は、民主主義はボウト(vote:投票)で決まると、棄権しないように運動を進めてきました。今回の選挙の投票率は50パーセントに満ちません。それが残念でした。いずれにしても、主のみ心の行われる政治であることを祈るものであります。
教会はペンテコステに向かっております。“すべてはペンテコステから始まる”。それを信じて、この文章をしたためております。
2010年4月28日(水) 心こめて藤崎 信」
「ご連絡がおくれて申し訳ございません。お詫びします。喜びと悲しみと申しますか、辛い日々を過ごしております。その中で祈りの力、祈りの恵みを味わさせていただいております。聖望キリスト教会に感謝します。主の働きをほめ称えます。黄金週間が恵みの時となりますように。光が窓から射してきまして、暗い人生を輝かしてくださいますように。
2012年5月2日(水) 心こめて藤崎 信」
「イースター(復活日)から、再び新しい出発が与えられました。讃美歌234番に「昔主イエスの 播(ま)きたまいし」という由木康先生の言葉があります。昨日いただきました、あなたからの嬉しい、嬉しいお手紙により(註:きっと私の40年来の友人、工藤千煕・芳子夫妻が3月20日に、孫の大竹沙耶香・恵祐が3月27日にウォーレン志保子司祭から洗礼を受けたことを伝えたのでは?)、み言葉の力、主のなされるみ業に心打たれました。大竹家に播かれた種が、神の恵みにより雨を与えられ、神のみ力によって育てられて参りました。
「われを忘れて、神のみ名を賛美しましょう」(シン)。本当に、大竹家は祝福されています。そういうご家庭と関係づけられたことは、偶然ではありません。奇蹟です。人生のすばらしさを思います。「苦難の日、わたしはお前を救おう」(詩篇50:15)。御身くれぐれも大切に。
2014年5月1日(木) 心こめて藤崎 信」
〈6月の便り〉
「ペンテコステ(聖霊降臨日)を恵みのうちに迎え、また今、その喜びの中を気持ちよくお過ごしのこととお慶び申しあげます。
私たちも、「すべてはペンテコステから始まる」(ブルームハルト)と、生かされて感謝のうちに生活しております。
「流れのほとりに植えられた木が、時が来れば実を結ぶ」(詩篇1:3)とあるように、聖望キリスト教会が“流れのほとり”にある教会として、地域にあって実を結ぶ聖なる群れであることを祈ります。
2003年6月27日(金) 心こめて藤崎 信」
「過ぐる5月は、大変恵まれました。ペンテコステの喜びが続いております。最後の主日、私は三芳教会で説教をする予定であります。祈りにお加えくださると、ありがたいと思います。
来る6月5日の礼拝に、私の古い友人・矢野隆造兄が来てくれることになっております。本当に久しぶりに電話をいただき、またお便りも続いて落手しました。三育学院時代の友で、佐倉市西志津在住です。京成国府台下車5分と書いてあげました。その日を楽しみにしております。期待はいつも失望に終わる、と思っていますが、すべてを主に委ねます。
週報いつもご苦労様です。しかし、教会の顔ですから“微笑みの週報”でありますように(マタイ6:17)。
御身くれぐれも大切に。
2005年5月27日(金) 心こめて藤崎 信」
「連絡が遅れて、誠に申し訳ございません。連絡は行っているものと勘違いしておりました。待っている人としては、どうしてかとお思いのことと存じます。お赦しください。おわびします。
6月の諸礼拝の上に主の祝福を祈ります。6月が“聖霊の月”となりますように。
2007年6月1日(金) 心こめて藤崎 信」
「いかがお暮らしでございますか。お変わりもなくお元気のこととお慶び申しあげます。5月17日と18日、水戸バプテスト教会で講演と説教を依頼され、一枝さんも共に参り、それが無理であったのでありましょう。だいぶ弱られ、静かにしております。したがって土曜日に参らず、主日の朝にお伺いいたします。土曜の夜の楽しみが無くなることは残念なことであります。楽しみを先に、と考えております。御身くれぐれも大切に。
2008年5月29日(木) 心こめて藤崎 信」
「6月になりました。お変わりもなく、お元気のことと思います。一枝さんの状態は、一進一退であります。お祈りを感謝します。私の信仰の様子も一進一退であります。
ペンテコステの礼拝では、深い慰めを受けました。今もその喜びの中におります。「神様は、神様を喜んで迎える者の中に入られる」(マルチン・ブーバー)。 3日間の早天祈祷会でしたが、祝されました。お会いする日を楽しみにしております。御身くれぐれも大切に。
2009年6月4日(木) 心こめて藤崎 信」
「一年の半分の月である6月を迎えました。私たち高齢者は、人生の半分以上を生きてきました。それらを比較しますと、はなはだ分が悪いことになります。
しかし、神がその一歩一歩を導いてくださる点においては、変わりがありません。その神をイエス・キリストによって、よりよく理解していく。聖霊によって本当に知らされていく。そこに希望があります。
真剣に生きようとする者に、必ず援け手が出現します。聖望キリスト教会の会員一人びとりの上に、主の祝福と導きを祈ります。
2010年6月1日(火) 心こめて藤崎 信」
「ペンテコステの6月になりました。新しく生まれ変わることが求められています。“新生”です。
初代教会は、多くの人が与えられました。「その日、三千人ほどが弟子に加えられた」(使徒の働き2:41)。“言葉”が与えられなければ、人間は回復しないのです。 「あなたがたが十字架につけて殺したイエスを、神は主とし、メシアとなさったのです」(使徒の働き2:36)。
「すべてはペンテコステから始まる」(ブルームハルト)。いい言葉ですね。
御身くれぐれも大切に。歩くことは奇蹟です。
2011年6月1日(水) 心こめて藤崎 信」
「ペンテコステ礼拝(5月19日)も、恵みのうちに、静かに過ぎました。
私は、これから6月2日(日)の聖望キリスト教会のご用を前に、長崎に行ってこようと思っています。特別の理由がある訳ではありませんが、ある知人を尋ねたいと思い立ったのです。
その方は、私と同じ頃、日立で開拓教会をつくろうとされていましたが、その後日立を去り、失意の中で、長崎の「ハウス・テンボス」でチャペルの奉仕をしておられることが判ったのです。この知人を訪ねる旁(かたがた)、人生の旅を味わってきます‼︎ 御身大切に。
2013年5月某日 心こめて藤崎 信」