恵みのしずく

「恵みのしずく」について

恵みのしずくと題して主から頂いた数え切れない恵みの一端を綴ります。

  • 恵みのしずく(11)「“一粒の麦”となってくれた父」

     私の父・大竹達之助は、1903年(明治36年)1月1日(実際は前日の大晦日)、千葉県佐原に生まれました。佐原駅に近い、通称「佐原銀座」の中程で米・薪炭を扱う商店の長男として出生しましたが、生母かねに・・・


  • 恵みのしずく(10) 「恩寵の50年」(藤崎 一枝)

     藤崎信・一枝夫妻埼玉県加須のご自宅前にて:2002年11月29日撮影      神様のお仕事をする人が一番。その愚かしい程に思える単純さに家族は、不安を隠さなかった。そして・・・


  • 恵みのしずく(9) 「藤崎先生ご夫妻と聖望キリスト教会」

     前回の「恵みのしずく」(8)で、1987年5月15日(金)から始まった藤崎先生と「市川家庭集会」との関係が、1996年4月まで約10年間続いたことは、すでに記しました。  次は、先生ご夫妻と聖望キ・・・


  • 恵みのしずく(8)「藤崎 信先生と市川家庭集会」

     今年(2018年)9月15日(土)が来ると、“私たちの愛する”信先生は満92歳を迎えられます。今回は、先生との主にあるお交わりがいつから始まったのか、振り返ってみたい。  そのきっかけは、このシリ・・・


  • 恵みのしずく(7)「六千人の命のビザ―杉原千畝(ちうね)の決断」

    (この一文は、「東京キリスト伝道館」の加藤正義師が毎月発行した『よきおとずれ』第36巻第8号、平成3年=1991年8月1日号からの抜粋です。)    私は過日、いのちのことば社を訪れた時・・・


  • 恵みのしずく(6) 「ああ、戦争はいやだ、戦争はいやだ」

    (この一文は、当時87歳だった奥野静枝姉が2005年8月14日の「平和祈祷・証詞礼拝」で語ってくれた自らの戦争体験のお証詞です。 結婚してまだ2年にも満たず、次男がお腹に2ヶ月の時、愛する夫は召集令・・・


  • 恵みのしずく(5)「私はいま受洗しました」

    (今から37年前の1981年3月、千葉市宮野木から市川への引っ越しの慌ただしさの中で、私は受洗を決断しました。以下の文章は、受洗後に語った皆様への感謝と、そこに至った私自身の思いを正直に綴ったものです・・・


  • 恵みのしずく(4)「今は花の名所・里見公園が・・・」

      3月末から4月初めの桜、そして5月中旬から下旬にかけてのバラ見物に、今年も多くの方々が訪れたことでしょう。私も先週、五月晴れの穏やかな陽気に誘われ、家内とバラを見に出掛けました。最盛期は過ぎた感じ・・・


  • 恵みのしずく(3)「市川に生まれて79年」

    昭和14年(1939年)に国道14号沿いの借家から現在の3丁目37番11号(当時は1丁目85番地)に引っ越してきた両親にとって、その家は初めての持ち家でした。釣具店を営んでいた老夫婦から譲り受けたもの・・・


  • 恵みのしずく(2)「東京大空襲の記憶」1.

    今日は3月10日(土)。夕方まで花の植え替えに励んだ。夕食後、机に座ると急に73年前の出来事である3月10日の「東京大空襲」のことを書き残したくなった。   この年、昭和20年(・・・


  • 恵みのしずく(1)「十字架を掲げて37年」

    2018年1月7日(日)の新年礼拝で、22年近く聖望教会と歩みを共にしてくださった藤崎信牧師の宣教第一声は、「今あるは神の恵み」(Ⅰコリント15:10)でありました。 それは、この手紙を書いたパウロ・・・