2月25日:菊池 実師「旅の道のりはまだ長い」列王記第一19章4~7節
2015年2月の「房総聖会」の講師として初めて出会った菊池先生ですが、私の“編集者魂”が告げる「この先生逃すまいぞ」の声に従って、講演後すぐに名刺交換。その年9月を初会に6回。初礼拝! 出席37名。
★「旅の道のりはまだ長い」(列王記第一19章4~7節)★
今日の聖書の主人公は、北王国の大預言者として活躍したエリヤの話です。王国分裂後、北のイスラエル王国は、領土も物産も南王国より優っていたが、最大の弱点は神殿の建つエルサレムが南王国にあったこと。
それを補うべく、北の初代王ヤロブアムはその領域内の2カ所に神殿を建て、金の子牛を祀った。モーセ以来の宗教は偶像礼拝で不純化した。
エリヤの預言者としての活躍は、バアルの預言者たちとの対決や民を助けての奇蹟的行為等では賞賛され、評価されていた(17章)が、今日の19章では、自信を失ったエリヤとその彼を励ます神の有様が語られる。
大預言者エリヤの強さも弱さも記すことによって、人は弱い存在であり、高くされ、崇めるべき存在は神のみであることを教えていますね。